どうも!初めましての方は初めまして、初心者のWebサイト勉強のとみーです!
学校の短期留学プログラムや個人的な語学留学などでホームステイをするときに悩むのが、ホストファミリーへのお土産ですよね。
義務ではないものの、お世話になる手前何かしら用意しておくのが礼儀でしょう。
せっかくなら日本らしいものを贈ってホストファミリーにとっても良い思い出にしてあげたいものですが、日本人とは文化や価値観、生活習慣まで大きく異なる海外の人の好みというのはなかなか察し難いものです。
実際に喜んでもらえた3つのお土産
以下の3つが、実際にプレゼントして喜んでもらえたお土産です。
このうち「キットカット」と「亀田の柿の種わさび」は3つの家庭すべてにプレゼントし、折り紙・千代紙は子供がいた1家庭にだけプレゼントしましたが、満足度は3つとも100%でした!
どれもかさ張るような大きいものではないので、スーツケースやバックパックの空いた隙間で持っていけます。
みんな大好きキットカット
日本ではほうじ茶味やミント味、日本酒味などなど、非常にたくさんのフレーバーのキットカットがありますが、実はキットカットにこんなにたくさん種類があるのは日本だけなんです。
キットカットはフランスでも人気のお菓子ではあるものの、基本的にオリジナルのフレーバーしか売っていません。そのため、
日本にある色んな種類のキットカットを食べてみたいなぁ。
と日本限定のフレーバーに憧れる人は多く、実際にとみーが色んな種類のキットカットをお土産として渡したところ、2家庭では食べる前からすでに
そうそうこれを食べてみたかったのよ〜!
日本のキットカットだ!
と喜んでくれました。また、3家庭のうち1家庭は日本のキットカット事情をよく知らない家族でしたが、その種類の多さを見るや否や
こんなキットカット見たことない!宝石箱を開ける時みたいにワクワクしてるよ!
と興味を持ち、とても気に入ってくれました。
圧倒的に人気だったフレーバー
面白いことに、3家庭で人気だったのは共通して(しかもダントツで)
大人の甘さ 濃い抹茶
でした。
フランス人にとっては少しエキゾチックな抹茶と、チョコレートのクリーミー感が口に合っていたのかもしれません。
子供たちだけでなくホストマザー・ファザーの食い付きも非常に良く、中には2日で全部食べ尽くしてしまった家庭もありました。
色んな種類を持っていくのがおすすめ
色んな種類があれば万が一口に合わないフレーバーがあったとしても他のフレーバーで楽しんでもらえるので、一種の保険になります。
また、何よりも「どの味が美味しくて好き」、「フランスのお菓子はね…」といった具合に会話が弾みやすく、留学直後からホストファミリーと打ち解けるためのコミュニケーションツールとして大きな役割を果たしてくれのが個人的にはよかったです。
スーパーやコンビニなど、日本中のどこでも簡単に手に入る点もおすすめです。
意外な人気!亀田の柿の種わさび
意外にも喜ばれたのが、日本ではお馴染みの柿の種のわさび味でした。
柿の種とアペロの相性
フランスにはゆっくりした休日や友達を招いた時などの夕食の前に、お酒と共に日本の「おつまみ」のような軽いものを食べるアペロという習慣があります。
アペロではオリーブのオイル漬けや生ハム、スモークサーモンのような塩気の強いものがよく出されるのですが、どの家庭でも必ず出てくるのがポテトチップスやカシューナッツなどのスナック菓子・ナッツ類です。
そのため、柿の種のような軽いスナックはアペロにピッタリなんです!
人気漫画「食戟のソーマ(Food Wars!)」の影響で、食べたことはないけど柿の種を知っているという人も結構いました。
わさび味にして正解だった!
ただ、オリジナルの柿の種は割と唐辛子的な辛味が強く、あの濃厚な味は好みが分かれると思ったのであえて雰囲気の違うわさび味を持っていったのですが、これが成功でした。
ちょっと辛いけど、どんどん食べ進めちゃうね!
わさび自体はフランスでもスーパーに売っていることがあるものの、お寿司に使うアクセントとしての印象が強く、その他の使い方を知らない人が多いので
わさび + スナック
という組み合わせが新しく、そこがハマったようでした。
「wasabi」でアペロのおしゃべりの時間を賑やかに
アペロは食事をするための時間ではなく、軽食をつまみながら会話を楽しむ団らんの時間としての意味合いが強いです。
実は「wasabi」はフランス語読みをすると「ワザビ」と濁った音になり、そのように発音する人が多いので
本当は日本では「ワサビ」って言うんです。
なんて具合に説明したところ
そうなの!?そりゃあ知らなかったな〜!
といい感じに話のネタを提供することができました。また、ここから日本食に対するフランス人の印象や、フランスで意外と浸透している日本語など、自分にとっても馴染みやすく話しやすい話題に繋がって、フランス語力がなくても楽しい時間が過ごせました。
ホストファミリーに子供がいるなら折り紙・千代紙
上の2つは食べ物でしたが、食べ物以外で喜ばれたのが綺麗な柄のある折り紙・千代紙です。
元々これはお土産としてプレゼントする予定ではなく、ホームステイ中に開かれる国際交流イベントで使用するつもりで持っていきました。
しかし、ある日ホストシスターが折り紙を折っているのを目にしたのです。
気になってホストマザーに聞いてみたところ、フランスで折り紙は「紙のアート」として知られており、子供の知育教育を兼ねた遊びとして取り入れている家庭もあるくらいには知られているとのことでした。
名前もそのまま「origami」として知られています。
ただ、日本のものとは違って
紙の質が悪く、綺麗な柄のものがない
ことにとみーは気付きました。日本の折り紙は薄く折りやすいものが多いのに対し、フランスの折り紙は比較的厚みがあってしっかり折る必要があるものが多く、柄も単色(しかも両面!)のものがほとんどで日本の千代紙のような豊富なバリエーションがないのです。
そこで持ち合わせていた千代紙をプレゼントしてみたところ、ホストシスターだけでなくホストマザーも
可愛い模様だねー!
と気に入ってもらえました。
折り方を教えられるとなおよし!
ホームステイ先に子供がいる場合、実際に折って何かを作っているところを見せてあげたり、一緒になって作ったりするととても喜ばれます。
例えば紙飛行機はフランスでも非常に定番で、簡単に作れる作品として知られているのでおすすめです。定番ではあるもののバリエーションの面ではやはり日本に敵わないので、色んな種類のものを作ってあげるだけでも意外と「こんなのもできるんだ!」と盛り上がるのです。
作った後も一緒に遊べるのがまたいいですよね。
とみーはちょっと珍しいのも作ってあげようとしたのでネットで色々調べながらにはなりましたが、子供たちと一緒に色んな見た目・飛び方の紙飛行機を作ったのはそれ自体がお互いにとって楽しい時間だったように思います。しかも、そこで作り方を教えてあげた結果ホストファザーがホームステイ後に
子供たちが今日も紙飛行機を着々と増やしていってるよ。
というメッセージをくれて、いい思い出を作ってあげられたことがわかり、こちらとしてもすごく嬉しかったです。
他には何を折ってあげばいいの?
紙飛行機以外でいうと、ハート・リボンは女性陣(ホストシスター・ホストマザー)に受けが良かったです。
手紙やメッセージカードのワンポイント飾りに使えるね!と話していたのが印象的でした。
また、複数枚の折り紙を使って作るユニット折り紙は特に物珍しそうにしており、シンプルな構造を組み立てて完成させるというパズル的な要素、異なる色を使って出来上がる完成後の配色にみんな目をキラキラさせていたのを覚えています。
とみーは簡単なくす玉を作ってあげたのですが、大事なものをくす玉の中に隠す宝箱のような使い方をしてもらったり、これは大成功でした!
まとめ
今回は、実際に喜ばれたフランスのホストファミリーへのお土産を3つご紹介しました。
完全に日本独自のものを持っていくのもアリですが、好みによっては合わないこともあるので、今回紹介した「フランスでも多少馴染みがあるものの、そのもの自体は存在しない」という親和性の高さを備えた3つはおすすめです!
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